みなさんは自分の「ええところ」って知ってますか？それとも誰かに言われたことありますか？
今回は「ええところ」という絵本とそのシリーズを紹介します。
くすのきしげのりさんの関西弁のあったかい文章と、ふるしょうしょうこさんの美しく華やかな絵がとても印象的な絵本で、どの作品もとてもハートフルに描かれていますよ。
是非絵本選びの参考にされてくださいね。
※この記事はプロモーションを含みます。
シリーズ紹介
ええところ
【内容紹介】
小学１年のあいちゃんは、背が低くて足もおそくて「１００てんなんか１かいもとったことがない」。「わたしって、ええところひとつもないなあ」と、親友のともちゃんに言うと……。
元小学校教諭の著者による、揺れ動く子どもの気持ちに寄り添い、思いやりと自己肯定感を育てる物語です。
『ええところ』は道徳の教科書（小1）に掲載されています。
出典：学研出版
１作目の「ええところ」です。主人公のあいちゃんは、自分に自信がなくて、どちらかというと内気な女の子です。
そんなあいちゃんですが、ともちゃんという最高の友だちがいました。
ともちゃんはあいちゃんの「ええところ」を教えてくれます。それもあいちゃんの表面的な部分ではなく、内面的な「ええところ」です。
自分の「ええところ」って全然分からないし気づけませんが、周囲の人が伝えてくれることでなんとなく「あ、そうなのかな？」と気づいて嬉しくなったりしますよね。
この絵本を読んだ後は、自分自身の周囲の人や、読み聞かせをした子ども達と一緒に人の「ええところ」探しをしてみてくださいね。
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価格:1430円 |
へなちょこ
【内容紹介】
～ がんばっている子へ ～
ともちゃんは運動が得意ですが、じつはなわとびだけは苦手です。親友のあいちゃんにも「できない」と言えずに、つい強がって…。
自分の弱さと向き合い、前に進む姿を描きます。元小学校教諭の著者による、さわやかで心温まる物語です。
出典：学研出版
２作目は１作目であいちゃんの「ええところ」を教えてくれたともちゃんが主人公です。
ともちゃんはどちらかというと活発で元気な女の子ですが、なわとびが苦手という一面がありました。
苦手なことを人に知られるのが嫌でつい強がってしまうともちゃんですが、そんなともちゃんを助けるのは前回の主人公あいちゃんです。
へなちょこな一面があっても、自分は自分なのだから、そういった弱さも受け入れるヒントが描かれているお話です。
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価格:1430円 |
ひとりでぼっち
【内容紹介】
～ ひとりの時間 友だちとの時間 どちらも素敵なことだから ～
ひとりで過ごすのが大好きな女の子・はなちゃん。休み時間、ひとりで本を読んでいると、友だちがドッヂボールしようと誘いにきます。「どうしよう……」と迷っているうちに、いつのまにか、はなちゃんはまたひとり、ぽつん。ひとりも好きだけど、なんだかもやもやします。
そんなはなちゃんが、友だちの優しさにふれ、みんなと一緒のよさも知っていく物語です。
子どもの気持ちに寄り添った作品で定評のある、元小学校教諭の作家・くすのきしげのりさんによる物語。「ひとりの時間はな、空想したり、虫やら草花やらを観察したり、
出典：学研出版
ほんま素晴らしいものなんや。だけど、友だちとの時間のよさも知ってほしい」という思いから、このお話が生まれました。
３作目ははなちゃんという女の子が主人公になります。
はなちゃんはどちらかというと１人でいるのが好きなのですが、遊びに誘ってくれる友だちとの付き合い方でやきもきしてしまいます。
登場する友だちは同じクラスのあいちゃんとともちゃんです。
前作の２人とはまた違った悩みを持つはなちゃんですが、その２人から友だちと一緒に過ごす良さを知っていきます。
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価格:1430円 |
まとめと感想
以上、「ええところ」シリーズ３作を紹介しました。
このシリーズは登場人物が小学１年生ですので、年長さん頃からなら読み聞かせでも子ども達に伝わりやすいお話かと思います。
読み聞かせ後にみんなで「ええところ」を探し合ったり、「へなちょこ」でも「ひとりでぼっち」でも全然大丈夫なんだよという話をしてみたり、心を育むのにとてもよい教材だと思います。
この記事を書くまで、「ええところ」が道徳の教科書に載っていると知らなかったので、教科書にも載るぐらいいい話だよなあ、と再確認して嬉しくなりました。道徳でみんなで考えるのにぴったりなお話ですよね。
最後に、私がまだ学生の頃の誕生日、当時の友人からこの「ええところ」と「へなちょこ」をセットでプレゼントされました。それもまた別の友人からももらったので合計２セット。
当時の私もかなり内気ヴォーイでしたし(今でも)、へなちょこだし(今でも)、ほとんどひとりでぼっちでしたもんね(今でも)。
だからこういった絵本を誕生日にプレゼントしてもらったのはみんなよく見てくれてるなあと嬉しくなったのを覚えています。
自信が持てずに悩んでいる子に読んであげたり、プレゼントにしてみたりと、とてもおすすめのシリーズです。是非絵本選びの参考にしてくださいね。
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